食道評価はなぜ必要か。

日本医科大学大学院医学系研究科リハビリテーション分野 青柳 陽一郎先生 症例:食道期通貨障害:食道癌による圧迫 学会の検査法 側面の透視を行い、次に正面の透視を行う。食道の中・下部の通過状態も合わせて調べる。食塊を用いてUESの通過、食道残留、食道内逆流、胃食道逆流を評価する。解剖学的構造の異常・動きの評価として食道の蛇行・外部からの圧迫、下部食道括約筋部の開大も評価する。嚥下反射機器による検査:嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査、嚥下マノメトリー、嚥下CT、筋電図。側面像で正常な場合、食道疾患・病変に関連する嚥下障害も念頭に置く。初回嚥下造影検査時には側面位とともに正面位での投資を行う。食道の機能評価には高解像度マノメトリーが有用である。