心不全などその他の嚥下障害


心不全退院1ヶ月

92歳男性。心不全で1ヶ月入院していた方。それまで普通食を食べていたが病院でペースト食だった。少し形のあるものは食べられないかと家族より相談がはいる。これはせんべいを食べているところ。複数回嚥下で食べてその後トロミお茶を2口。喉頭蓋谷の多量な残留はクリアされた。また食塊も最後のところはかなり練れていて普通食を支持した。交互嚥下と考えそうだが倍量食べなければならないので超高齢者は無理。食事時間の兼ね合いの説明を家族にしました。季節がらお餅はやめましょうと話した。


心不全退院直後

88歳男性。4年前に脳梗塞の既往があるが麻痺は殆どなかった。一か月半前心不全で入院。退院後2週経過し食事が3割ほどしか取れない。病院でペースト食だったが食事形態のアップを希望。咽頭クリアランスも悪く不顕性の喉頭侵入もある。無理しないよう説明しカロリーアップの方法をアドバイスする。覚醒時間が長く意識状態が改善すれば再評価しましょうとお話した。


喉頭がん

88歳男性。65歳の時喉頭がんで喉頭摘出。いつもと違いませんか?喉頭蓋も一緒に摘出していて喉頭気管分離の状態です。だんだん食道の開きが悪くなっているようです。ご本人が飲み込み辛さを感じています。リハビリと思われますが実際には食道発声で毎日1時間のトレーニングを20年以上行っています。


ダウン症(1)

57歳男性。食事にムラがあり食べながらしゃべったりしムセる事がある。家族からの依頼。残存歯も少なく咀嚼はしない。いままでも多分そうだが、だんだん年齢も上がってくると丸のみに危険があることを説明。まだしっかりむせるとの事なので、窒息事故につながるものは避けるよう説明。ただ拘りの問題もあるので。飴とパンを頬張るのは禁止。唐揚げは半分くらいに切った方が良い等説明。里芋も良くないけど食べないそうです。