2022/03/09
東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所所長 平原 佐斗司先生。重度から末期のアルツハイマー型認知症では嚥下障害の出現により経管栄養では1年苦痛が大きく、抹消輸液では2~3月苦痛が少ない(日本)、無治療では数日~1週間苦痛が少ない(米国)。抹消も肺炎管理、褥瘡管理をしっかりしないと苦痛を与える。食べれない時とは、1)合併症によるもの2)認知症の中核症状によるもの3)サルコペニア嚥下障害4)疾患の終末期で治療・リハビリを行うか緩和ケアに移行するかを決定する。高齢者の肺炎は70%以上が誤嚥性肺炎でその理由は多様な脳の疾患により嚥下運動の精密な脳のコントロールが乱れる、やせ・栄養障害により数十ある咽喉頭筋がやせる。低栄養、廃用の影響は少ないと考えられてきたが2019年のポジションペーパーでは特に低栄養が嚥下筋に与える事がわかってきた。肺炎後サルコペニア嚥下障害で経口摂取が不可となる要因1.低栄養や低筋肉量2.慢性消耗性疾患(がん、腎疾患、慢性肺疾患、神経疾患)を背景に持っている。3.肺炎の重症度(脱水、呼吸器障害、意識障害、ショック状態)4.不適切な急性期医療・急性期ケア・リハ・栄養。サルコペニア嚥下障害への対応ポイント1.肺炭管理2.口腔ケア3.早期離床4.適切な輸液管理5.直接嚥下訓練(嚥下時間調整の為薄いトロミで直接訓練開始6栄養管理(異化期:6~15㎉/㎏の低カロリー実際は基礎量を目標、同化期CRP3以下:25㎉/㎏るい瘦があれば30㎉/㎏)7.フリーウォーター プロトコール(食間にとろみのない水を提供と口腔ケア)。
2022/03/07
歯科衛生士 十時 久子先生。患者さんに対してのアセスメント、患者さんの全身状態がそれぞれ違う。患者さんを取り巻く環境が違う。摂食嚥下障害を有する患者さんが多い。口腔清掃だけでなく、食支援を希望される患者さんが多い。リスクを最小限にとどめる。つまり患者さん個々に対する対応が必要で歯科衛生士の専門的な着眼点による評価が可能である。患者さんへの声掛け1.これから口腔ケアをおこなうことを伝える事で、口腔ケアへの協力を得られる。最初だけでなく、ケア中常に説明しながら患者さんの様子をみながら行う。認知症や意識レベルの低下している患者さんにたいしても、必ず声かけをしながら行う。
2022/03/07
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系摂食嚥下リハビリテーション学分野教授 戸原 玄先生。薬剤に注意する副作用は口腔乾燥、錐体外路症状、筋弛緩・傾眠、食欲低下は要チェックする。 1.目がはっきり覚めているか。 2.普通に深い呼吸が出来るか。 3.異常に痩せていないか。 4.異常な円背はないか。 5.首は固くないか。 6.声は普通に出るか。...
2022/03/04
医療法人 礼仁会大浦歯科クリニック 大浦 教一先生。歯科用レーザーが一般臨床に普及し始めて25年ほどになる。炭酸ガスレーザーの保険適用症例 レーザー応用による再発性アフタ性口内炎治療・レーザー応用による口腔軟組織低侵襲治療・消炎切開。照射直後からのコラーゲン繊維の積層がある。エプーリスへの照射応用。病理組織標本作成後口腔病理判断を行う。粘液嚢胞、上唇小帯切除、舌小帯形成術、舌繊維腫摘出術、下唇線維腫摘出術、下唇血管腫摘出術、義歯性線維腫摘出術。のぶもと歯科院長 延本 全彦先生。73歳男性・主訴:噛めるようになりたい、発作性心房細動、糖尿病(HbA1c9.1%)。抜歯後縫合糸しその後デフォーカス照射から始める。血餅状態を確認しながらジャストフォーカスで照射する。81歳女性、左内頚動脈狭窄症、右中大動脈狭窄症でプレタール5μg3T×3を服用。オープンバリアメンブレンテクニック。
2022/03/03
大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能治療学教室 野原 幹司先生。在宅医療の主治医が必要とする診療科。1位歯科2位皮膚科3位整形外科4位眼科5位精神科などと続く。口腔ケアを取り入れた事例において期待する目標1.摂食嚥下機能の維持2位気道感染の予防3位口臭の防止4位療養意欲・生活の質の向上5位歯科疾患の予防6位栄養状態の改善など続く。高齢者の医薬品適正使用の視診:看護師:服薬管理能力の把握、服薬状況の確認、服薬支援、ADLの変化の確認、服薬両方の効果や薬物有害事象の確認、多職種へ薬物療法の効果や薬物有害事象にかんする情報提供とケアの調整。歯科衛生士:口腔環境や嚥下機能を確認し、薬剤を内服できるかどうか(剤形、服用方法)また薬物有害事象として嚥下機能低下等の確認。75歳男性、小脳梗塞、右顔面神経麻痺、認知症。口腔ケア、栄養指導、呼吸ケア、投薬調整で嚥下訓練はしなかった。9か月後体重9キロ増加し認知症状はなくなった。右顔面神経麻痺の改善は見られず食べこぼしはある。
2022/02/23
稲城市立病院 脳神経外科 慶応義塾大学脳神経外科 グロービアミエリン研究所 杉山一朗先生。 1)側頭葉てんかんで、海馬偏桃体領域においてオリゴデントロイト様細胞が異常に増加している。 2)側頭葉てんかんで、血管周囲にオリゴデントロサイト前駆体とみられる細胞が異常増殖している。...
2022/02/22
国立精神神経研究センター 山本敏之先生。 1)筋収縮を続けると筋力が低下し、休息によって回復する。 2)易疲労性と日内変動を呈する。 3)初発症状は眼瞼下垂71%、複視47%、四肢筋力低下23%、球症状14%で冠戒律未満だが仕事に支障がないまでの改善は50%異常である。 4)免疫療法で治療する。抗コリンエステラーゼ薬は補助的に使用する。...
2022/02/21
国立精神神経研究センター 山本敏之先生。 1)常染色体優性遺伝で成人の筋ジストロフィーでは最多。 2)筋線維が障害され、筋力低下と筋委縮が現れる。 3)斧様願望、ミオトニアを特徴とする。 4)高口蓋や開口が良く見られる。筋線維以外にも多臓器が障害される。...
2022/02/20
国立精神神経研究センター 山本敏之先生。 1)自己免疫学てきな機序により筋繊維が崩壊し、筋力低下が出現する孤発性の疾患。 2)マクロファージによる貪食から菌繊維が壊死し筋繊維の再生または筋繊維が消失し結合織と脂肪に置換される。多発筋炎、皮膚筋炎、封入体筋炎、免疫介在性壊死性ミオパチーなど。...
2022/02/19
国立精神神経研究センター 山本敏之先生。 1)上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの障害で感覚神経系、自律神経系などは保たれる。 2)発症から死亡もしくは気管切開下陽圧人工呼吸が必要になるまでの中央値は20~48か月だが個人差がある。...

さらに表示する