2022/11/24
兵庫医科大学医学部歯科口腔外科学講座 岸本 裕充先生 オーラルマネジメントcreate 1.cleaning:清掃(器質的口腔ケア2.rehabilitation:リハビリ(機能的口腔ケア) 3.education:教育(歯磨き、トロミ付与)4.assesssment:評価5.treatment:歯科治療5.eat/enjoy:食べる楽しみ。オーラルマネジメントによる食道がんの術後肺炎予防の効果は1/5に減少。口腔清掃しても肺炎が減らない。口腔清掃で筋が飛散(回収不良)で咽頭の菌が増量し誤嚥・タレコミ時のリスク増大する。口腔清掃後に咽頭部の菌が増える事もある。47例中7例で見られた。口腔乾燥の原因:唾液分泌の減少(禁食・脱水・薬剤の副作用・放射線・自己免疫疾患・加齢と乾燥の増長(口呼吸・開口状態・挿管・発熱・低湿度環境)
2022/11/23
慶応義塾大学歯科口腔外科教室 堀江 伸行先生 患者診療用器具の感染管理区分1)クリティカル(外科用器具、スケーラー、メス、バー)2)セミクリティカル(歯科用ミラー、印象用トレー、ハンドピース)ノンクリティカル(レントゲン、血圧計)印象体の洗浄・消毒方法1.流水による洗浄(アルジネート2分、シリコーン0.5分)タンパク分解酵素による洗浄3分)3.次亜塩素酸水溶液による浸漬消毒10分。経カテーテル大動脈弁置換手術における口腔管理の臨床的検討。エッセンシャルオイル洗口液を毎日使用して耐性菌は出てこないのか?個性物質は特定な代謝機構や細胞壁合成阻害をするため、それぞれ洋々な水平の耐性メカニズムを持つが、細菌やウイルスのすべてに毒性を示すため、耐性を獲得し難い事が明らか。高齢者へのマウスウォッシュは抗菌効果による肺炎予防だけでなく、うがいの行い方によっては舌骨筋群のリハビリテーションとしても効果が期待され、誤嚥性肺炎の予防も期待できる・
2022/11/22
日本歯科大学新潟生命歯学部口腔外科学講座教授 田中 彰先生 表在性真菌症と深在性真菌症がありカンジダアルビガンス感染が多い。誘引としては菌交代現象や免疫力低下による日和見感染がある。高齢者や乳幼児が多く好発部位は頬粘膜・舌・口蓋である。環境因子として唾液分泌現象や口腔乾燥状態であり、口腔粘膜に小斑点状の白い苔状もので容易に剥離するがのちに発赤・びらんとなり、接触痛や味覚障害を有する事がある。1)急性偽膜性口腔カンジタ症2)紅斑性口腔カンジタ症・カンジダ性口角炎・義歯性口内炎3)慢性肥厚性口腔カンジダ症。治療方針1.全身状態及び口腔環境の改善2.抗真菌薬の投与・軟甲塗布、内服薬、静注投与3.口腔保湿剤4.口腔含嗽。
2022/11/09
東京都立荏原病院 歯科・口腔外科 齋藤真由先生 1.環境による食支援の違い:病院、施設、在宅、QOLの違い。食支援での不安:誤嚥窒息・介護技術・感染対策・人員不足・時間の制約・適切な食形態。食べられなくなる背景の考察。1.脳血管疾患は急性期は回復、慢性期は殆ど変化なし。2.神経筋疾患は多くは進行性、進行速度はその病気や個人で異なる。3.頭頚部腫瘍はどの程度器質的変化があっ高によるが、リハビリや日々の生活で代償法を獲得する。4.内科的疾患、胃食道逆流、COPD、心不全など疾患の程度による。また精神疾患・脳腫瘍なども疾患の程度による。
2022/11/05
京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター准教授 宮沢 孝幸先生。自然免疫:生まれながらに備わっている免疫。抗原特異性はない。獲得免疫:生後抗原の刺激によって誘導される免疫。抗原特異性がある。1.体液性免疫:Bリンパ球が産生する抗体が関与する。2.細胞性免疫:Tリンパ球が関与する。。キラーT細胞による反応とマクロファージによる反応。 抗体の種類と特徴 IgG:オプソニン化や中和の作用が最も強い。4種類のサブクラスが存在。 IgM:抗原の侵入に際して最初に産生され、一時的に増加する。 IgA:主に粘膜系に発現される抗体。 IgD:役割はよくわかっていない。 IgE:アレルギーに関与している。
2022/09/23
国立国際医療研究センター病院 藤谷 順子先生。嚥下調整食のピットフォール1.普通のものではないという感覚2.作る事や用意することが大変3.おいしさよりも形態を優先4.たくさん食べるためには単調すぎる。咀嚼・食塊・嚥下という流れで咀嚼機能が低いと初めから食塊状のものを口に入れる。嚥下機能が低いと嚥下可能な形態が限られる。このバランスが大事。逆に咀嚼機能が高く嚥下機能が高いと様々な形態が嚥下可能となる。健常な人は食塊状にならなくても嚥下している。自分の嚥下能力を感覚で分かっている。咀嚼は飲みやすくするだけではなく、感覚する(楽しみ、食感、香り等)ものである。例(ぼそぼそのポテトコロッケはややむずかしいが、クリームコロッケはかなり食べやすい。かたちのあるもの(多彩なもの)を食べられることは重要、食事の意欲・摂れる栄養の量と幅が広がる・介護者のQOL・本人のQOL・機能維持につながる。
2022/09/07
全国在宅療養支援医協会事務局 太田 秀樹先生。多職種での食支援が重要で栄養評価と機能評価の上に成り立ち決定する。低栄養の原因・要因は多元的でそれに基づいて構成されるケアチームは多様である。食支援の成果に関する評価は、必ずしも客観性を重視した指標を必要とする必要はない。...
2022/07/04
日比野病院脳ドッグ室長 三原 千惠先生。栄養管理とは栄養評価、栄養管理計画、栄養療法の実施、栄養再評価を絶えづ管理する者。厳密に計画を立てるのではなく、とりあえず実施し再評価を繰り返す事が重要。1)栄養評価:ざっくり調べる栄養スクリーニングと詳しく調べる栄養アセスメント。SGA:主観的包括評価:体重の変化、食物摂取の変化、消化器機能など。65歳以上の高齢者MNR。栄養アセスメントは臨床所見データ、食物摂取データ、身体計測や血清アルブミン値など。2)栄養管理計画:必要投与エネルギー量の決定=基礎代謝量×活動係数×障害係数、必要水分量の決定、必要栄養素の決定(三大栄養素、特に必要タンパク質量の決定、その他(電解質、微量栄養素)。3)栄養療法の実施:静脈栄養(抹消輸液、中心静脈栄養)経腸栄養(経鼻胃管、胃瘻、腸瘻)経口摂取(嚥下機能に応じた食形態)
2022/03/09
東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所所長 平原 佐斗司先生。重度から末期のアルツハイマー型認知症では嚥下障害の出現により経管栄養では1年苦痛が大きく、抹消輸液では2~3月苦痛が少ない(日本)、無治療では数日~1週間苦痛が少ない(米国)。抹消も肺炎管理、褥瘡管理をしっかりしないと苦痛を与える。食べれない時とは、1)合併症によるもの2)認知症の中核症状によるもの3)サルコペニア嚥下障害4)疾患の終末期で治療・リハビリを行うか緩和ケアに移行するかを決定する。高齢者の肺炎は70%以上が誤嚥性肺炎でその理由は多様な脳の疾患により嚥下運動の精密な脳のコントロールが乱れる、やせ・栄養障害により数十ある咽喉頭筋がやせる。低栄養、廃用の影響は少ないと考えられてきたが2019年のポジションペーパーでは特に低栄養が嚥下筋に与える事がわかってきた。肺炎後サルコペニア嚥下障害で経口摂取が不可となる要因1.低栄養や低筋肉量2.慢性消耗性疾患(がん、腎疾患、慢性肺疾患、神経疾患)を背景に持っている。3.肺炎の重症度(脱水、呼吸器障害、意識障害、ショック状態)4.不適切な急性期医療・急性期ケア・リハ・栄養。サルコペニア嚥下障害への対応ポイント1.肺炭管理2.口腔ケア3.早期離床4.適切な輸液管理5.直接嚥下訓練(嚥下時間調整の為薄いトロミで直接訓練開始6栄養管理(異化期:6~15㎉/㎏の低カロリー実際は基礎量を目標、同化期CRP3以下:25㎉/㎏るい瘦があれば30㎉/㎏)7.フリーウォーター プロトコール(食間にとろみのない水を提供と口腔ケア)。
2022/03/07
歯科衛生士 十時 久子先生。患者さんに対してのアセスメント、患者さんの全身状態がそれぞれ違う。患者さんを取り巻く環境が違う。摂食嚥下障害を有する患者さんが多い。口腔清掃だけでなく、食支援を希望される患者さんが多い。リスクを最小限にとどめる。つまり患者さん個々に対する対応が必要で歯科衛生士の専門的な着眼点による評価が可能である。患者さんへの声掛け1.これから口腔ケアをおこなうことを伝える事で、口腔ケアへの協力を得られる。最初だけでなく、ケア中常に説明しながら患者さんの様子をみながら行う。認知症や意識レベルの低下している患者さんにたいしても、必ず声かけをしながら行う。

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